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ジェネリックQ&A

 

 欧米諸国をはじめ主な医療先進国では、ジェネリック医薬品(後発医薬品)を積極的に取り入れています。2009年度で、アメリカでは72%、イギリスでは65%、ドイツでは63%のシェアをジェネリック医薬品が占めているほどです。
 欧米では、特許が満了した1ヵ月後には約80%がジェネリック医薬品に替わる薬もあるほど、ジェネリック医薬品は一般的な存在です。一方、日本ではジェネリック医薬品のシェアは2010年度で23%と諸外国と比べ低いのが現状です。
 ジェネリック医薬品の普及率を上げるためには、今まで以上に、ジェネリック医薬品企業が医療関係者の信頼を得るための取り組みを行うことが大切と考えています。
 厚生労働省でも、ジェネリック医薬品普及のためにさまざまな取組を行っています。平成24年度からは一般名処方の推進、及び処方箋様式の変更により、ジェネリック医薬品(後発医薬品)をより患者様に投与しやすくなりました。この処方せんを保険薬局で提示すれば、患者様が先発医薬品とジェネリック医薬品のどちらでも選択できるようになりました。
 なお、ジェネリック医薬品は、現在、全ての医療機関、保険薬局で扱われているわけではありませんので、「ジェネリック医薬品を処方して欲しい」とお思いの方は、まずは、かかりつけの医師または薬剤師に相談してみてください。

 

◆ 政府広報オンライン
    動画 『お薬代が安くなる?!ジェネリック医薬品』

◆ 日本ジェネリック製薬協会  http://www.jga.gr.jp/
◆ 日本ジェネリック医薬品学会 http://www.ge-academy.org/