コンプライアンス
キョーリンリメディオ企業行動憲章
(2006年9月1日制定)
(2010年11月1日改定)
キョーリンリメディオ株式会社
企業は、公正な競争を通じて利潤を追求するという経済的主体であると同時に、広く社会にとって有用な存在であることが求められている。
またジェネリック製薬企業は、安全性・有効性・経済性に優れた医薬品を供給することにより、人々の健康と福祉に貢献する価値ある存在であらねばならない。そのことにより「患者中心の医療」に重要な役割を担い医療の向上に寄与することが可能となる。
そしてジェネリック製薬企業の一員としてキョーリンリメディオは、次の行動原則に基づき、国の内外を問わず、人権を尊重するとともに、すべての法令、行動規範およびその精神を遵守し、高い倫理観をもって行動する。
- 医療の社会化に貢献するジェネリック医薬品の開発に取り組み、高品質な医薬品を安定的に供給する。同時に、医療経済効果の高い医薬品の開発を通じ、医療コストの低減に寄与する。
- 臨床試験は、医療機関の協力を得て、被験者の人権を尊重し、安全確保に留意し、かつ科学的厳正さをもって遂行する。非臨床試験において、必要な動物実験は動物福祉に十分配慮して行う。
- 医薬品の適正使用を確保するため、品質・安全性・有効性に関して、国内外の科学的に裏付けられた情報を的確に提供するとともに、市販後の情報の収集・分析評価とその伝達を迅速に行う。
- 公正、透明、自由な競争を通じ、生命関連製品である医薬品として適正な取引と流通を行う。また、医療関係者、株主、投資家、従業員、取引先、地域社会および、政治・行政との健全かつ正常な関係を保つ。
- 個人情報や顧客情報の適正な保護に十分配慮し、万全な対策を行う。
- 医療関係者、株主、投資家、従業員、取引先、地域社会との適正なコミニュケーションを広く行い、企業情報を積極的かつ公正に開示する。
- 環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業の活動と存続に必須の要件であると認識しEHS活動を通じた環境対策を自主的、積極的に行う。
- 従業員の多様性・人格・個性を尊重するとともに、働きがいのある、安全で豊かな労働環境を実現するため、EHS活動を通じ従業員の労働災害の防止と健康維持を図る。従業員の倫理観の高揚と資質の向上を図ることは企業の責務である。
- 良き企業市民として、社会貢献活動を積極的に行う。
- 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体に対し毅然として対決する。
- 国際的な事業活動においては、現地の法律や行動規範の遵守はもとより、現地の文化や慣習を尊重し、現地の発展に貢献する企業経営を行う。
- 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範の上、徹底するとともに、取引先に周知させる。また、社内外の声を把握し、実効ある社内体制の整備を行うとともに、企業倫理の徹底を図る。
- 本憲章に反するような事態が発生したときは、経営トップ自らが問題解決にあたり、原因究明、再発防止に努める。また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にした上、自らを含めて厳正な処分を行う。